新体操の発表会写真

先日、新体操の発表会の撮影を行った。この撮影は今回で4回目。

屋内での動きのある撮影には毎回、悩まされてきた。以前に比べて、進歩したことは、カメラの高感度時での画像劣化の減少されてきたこと。しかし、200mmの望遠レンズでさえ、露出を考えると、開放にしてもシャッタースピードは1/100位までしか上がらなかった。

そして、縦、横位置と素早く切り替え1脚を使用して撮影するも、しっくり行かず、結局、手持ちで撮影をしていた。連射設定で機関銃の様に撮影することもあった。1回シャッターボタンを押して、3、4枚撮影するというスタイル。色んなことを試してきた。しかし、ブレ、ピンボケも多く、使える写真はかなり限定されていた。

しかもクライアントからは、グループ演技の際でも、グループでの写真よりも、ピンの写真を要求されてきたので、瞬間瞬間の被写体を探すことで必死だった。どうも毎回、自分の中で最終形だと言えるしっくりと行く撮影スタイルが確立できていなかった。

近年、デジタル一眼レフカメラで動画撮影が出来る様になった。よって、動画関連機材をフォトグラファーも持つ様になった。そこで、前日にぱっと閃いたのが、動画用三脚で写真すればどうかということ。動画用の場合は、動きがスムーズ、しかし、横位置しか撮影できない。でもよくよく考えてみると、アウトプットが2Lサイズであり、2000万画素を超えるカメラであれば、必要なものは縦にトリミングしても品質には問題ない。

まずは、リハーサル時に練習。かなりいい手応え。動きにも追従できるし、手持ちではないので、ぶれない。そして、動画の場合はレバーを使用して動きに追従するが、それだと片手が拘束され、シャッターが切れない。また、動きを追えない。そこで、三脚の設定を一番緩くし、脇にレバーをはさみ、ファインダーを覗き、体ごと被写体を追従する写真撮影スタイルで撮影する。という結論になった。

この撮影スタイルだと、スチールのみならず、動画にも使える。これからの私のハイブリッド撮影スタイル。
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あおい体操クラブ http://web.mac.com/noririri/iWeb/AOI.R.G/Welcome.html

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