映像機器展

9月1日〜2日に株式会社ライトアップ主催で港区海岸のTABLOIDにてMotion EQuipment Exibition(映像機器展)が行われた。

私はセミナー講師として参加させて頂いた。このパートはキヤノンマーケティングジャパンが担当で、テーマは「EOSによるポートレートムービーの撮影から編集までのお作法」。

内容は、動画の市場環境の変遷からEOS MOVIEについて、ワークフロー、必要な機材と技術に至まで、マクロからミクロに渡り体系的に纏めたものを紹介し、最後は撮影と編集のデモを行った。撮影はEOS 5D Mark2とサポート機材で行い、編集はGrassvalleのEDIUS を使用して、友井貴士氏の協力の基に行った。フォトグラファーの立場からDSLRを活用した動画を業務として行う為の課題を中止に話した。また、私の作品を数本を、その反省点、克服したポイント、苦労した点、撮影裏話等を説明しながら紹介した。

■ 具体的な内容

第一部 講演
1)動画、フォトグラファーを取り巻く環境
1 動画を視聴する環境の変遷
2 フォトスタジオ、フォトグラファーのビジネスモデルとは
3 フォトスタジオがEOS MOVIE活用でビジネス化する条件
4 市場、時代の動画に対するニーズ
5 フォトグラファーがEOS MOVIEを始める際の課題
6 作家性と技術度合による各自の特性と仕事の種類の分析

2)EOS MOVIEの特徴
1 長所と短所
2 長所を活かし、短所を克服する撮影方法とは

3)ワークフローと表現力
1 動画制作ワークフロー
2 映像表現の要素
3 必要な技術

4)投資機材面
1 必要不可欠/差別化できる機材
2 機材投資の方法と優先順位

第2部 デモンストレーション
1)特機を使った画作り
2)当日撮影した展示会の様子を素材データとして、編集のワークフロー
3)出来上がりムービーの紹介

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撮影:杉浦章浩氏(撮影&メールありがとうございます)

フォトグラファーのリスナーが多く、皆、最後まで熱心に視聴され、興味の大きさを感じた。確かにフォトグラファーやビデオグラファーというくくりは無くなり、イメージをクリエイトする能力が要求されるのだろう。シナリオ力、カメラワーク、編集力が必要だが、Image Creatorとしてその根底にあるのは「感性」だろう。

展示会場には動画撮影をサポートする様々な機材が所狭しと展示してあり、私も興味あるものが沢山あった。また、株式会社ライトアップのフォト機材からムービー機材への展開や業界でのリーダーシップが感じられた。

関係者の皆様、お疲れさまでした。そして有り難うございました。

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