ベイビー撮影の工夫

赤ちゃんの撮影をする際に難しいのは、カメラに注目してもらいカメラ目線の写真撮影をする事。

何かに夢中で自分の世界に入り込み、カメラを気にしていない様子を撮影するのも、かわいくて素敵。でも、それだけでは不十分で、親御さんとしては視線が来てスマイリーな写真も欲しいもの。また、家族写真では全員がバラバラなのか、全員がカメラ目線なのかが画になる。

特に家族の写真撮影はイベントの様なもので、エンタテイメント要素も必要となってくる。大家族の場合は、口々に赤ちゃんの名前を呼ぶので、視線が定まらない。お母さんをカメラレンズの傍に来てもらい、手を振ったり名前を呼んだりしてもらう事が多い。また、過去から縫いぐるみを振ったり、鈴やタンバリンを鳴らしたりして撮影して来たが、片手撮影になってしまうし、微妙にカメラの横に視線が集まってしまう。

そこで、今回、アメリカからおもしろいグッズを個人輸入してみた。カメラレンズ大の穴が空いている縫いぐるみ達。どんな縫いぐるみがアテンションを引くのか、また、男女差や年齢差もあると思い、色々と購入してみた。

真ん中のてんとう虫はある箇所を押すとキュキュと音が鳴る事も発覚。

もう、5、6年前から下記のものをたまに使用していた。

街でスノーマンの指人形を発見したので、口の部分をくり抜き、レンズを突っ込んで使用。かなりインパクトがあり、使用すると、ご家族から「うぉー」という歓声がよく沸き上がった。私はこの方が立体的で好きなのだが、レンズが覆われる為、オートフォーカス限定、しかもズームは極めて使いにくかった。今回、購入したものの方が撮影の機動力がある。

先日、始めてこの「視線注目縫いぐるみ」をベイビー撮影にデビューさせてみた。いつもと目先が変わり、色んな縫いぐるみ達を投入して楽しく撮影を進める事ができた。

こんな感じで撮影が進められた。その時に撮影したものを一部、紹介してみる。

スタジオでの撮影後に、写真セレクトをする際のギャラリーでも撮影を続けてみた。

「Sファミリーの皆様、皆で楽しく撮影をする事ができました。有り難うございました。今後ともよろしくお願いします。」

後日談だが、先日、ある学校のクラス写真を撮影する機会があった。学校といっても生徒の方々は18〜22歳位だが、てんとう虫君を投入してみた。すると、ひな壇に並んだ皆と向き合った時、どのクラスからも「かわい〜」と歓声があった。集合写真でも全員の視線をレンズに集中させる事に一役買いそう!!

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