「しろたえ」

先日、「知合い」が来社されました。適切な言葉が見つかりませんが、その方とは、同じ大学、学部、ゼミで、1年違いです。

6月初旬に毎年行われている大学のゼミの同窓会に初めて出席しました。関西大学商学部の藤田彰久元教授の生産管理論を専攻していました。その際にゼミの先輩である幹事の方から紹介されました。東京在住である事、近い業界である事が理由だと思います。早速に連絡を取り、その方とお会いする事ができました。

その方はCMプロデューサーで数々のヒットCMの仕掛人です。多忙な中、時間を見つけて、当社に足を運んで頂きました。

学生時代はお互いにお会いした事がありませんでしたが、世代や出身ゼミまで同じであり、初対面とは思えない親密感で、30年間の人生のステージやプロセス等も就職活動時代から現在に至までのダイジェストをお互いに素早く話す事ができました。つくづく人生って積重ねであり、時系列的に繋がっているなと感じました。そして、同じ文化を経験した人ってアイスブレイクなどのエネルギーや時間は不要でした。

その方からは、マスコミ業界に入ってからの、クリエイティブな仕事内容、そしてクリエイターを使っての管理業務等の難しさや歯がゆさ等も含めてを伺う事ができました。私は学生時代のゼミで学んだ事が現在の仕事にどう活かされているのか等を話しました。ここでは詳しくは記載しませんが、生産管理のキーワードである、「レイアウト」「微動作分析」「連合作業」等の基本を抑え、ルーティン的な作業工程を短縮して、クリエイティブに集中できる環境づくりの取組み等です。また、感性と技術を結ぶ体系的発想等のベースを作っておくと、アドリブでもぶれないという持論です。

ご多忙にも拘らず、ギャラリーにある写真やパソコンに入った写真をゆっくりと見て頂き、恐縮でした。しかも次の予定が入っているにも拘らず、急いでいる仕草や雰囲気を発しないのは流石であり、見習う事ばかりでした。そして、色々と自分のアイデア等と結びつく事があるのか、メモまで取られていました。

短時間ながら、色んな事を話す事が出来、共有時間が終わってからも、バラバラな事が意外にも時分の中で整理されている事にも気付きました。

その時は話に夢中でじっくりと味わって食べる事ができなかったのですが、沢山頂いたので、後でじっくりと味わう事ができました。それは手土産に頂いた「しろたえ」のチーズケーキとシュークリームです。
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シュークリームには洋酒が微妙に入っており、且つ甘さを抑えたオトナの味です。一方、外の皮がバリッとしていて、中身が黄色いクリームであるのはどこそこ昔懐かしさを感じました。そこに持って来て、このパッケージがまたお洒落で、白のシンプルな箱や紙袋に素敵なイラストが入っていました。後でwebで見ると、このイラストはオーナーの妹さんがアルザス地方をイメージして描かれたそうです。このイラストも気に入り、写真に重ねてコラージュしてみました。

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まさに「通のおもたせ」でした。

楽しい時間とお洒落なスイーツ。人生の楽しいひと時でした。いい化学反応が一杯ありました。有難うございました。

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