ウェディングのスタジオポートレート

先日、ウェディングのスタジオポートレートを撮影した。年末ギリギリに無事に納品も終えた。

当社スタジオを選ぶ人は比較的落ち着いたカップルが多いと思う。確かに私自身がキャラクターに向き合いたいので、ピースやハート系の撮影を好まないので、その作風は少ない。今回のお客様もスタジオに入られても「特に盛り上がっている訳では無いので」とのコメント。年代では無く、感性として。

クラシックな雰囲気で、へアメイク、ドレス、表情、写真も全てコンセプトを貫く事ができた。そして、撮影後にフォトブックをデザインする工程でも、二人の雰囲気に合わせた落ち着いた色調やフォントを使ってデザインしてみた。

私が特にこのカップルを気に入ったのは、撮影の合間、合間、色々と会話を楽しんでいても、レンズを向けた時に入り込む事。照れたり、避けたりせずに、現実に、レンズに向き合おうとする事。その姿勢が出来上がりに影響する事を知っておられる。聞くと、彼女も撮影者だそう。被写体としてもスタジオに入って撮られる行為に、プロっぽさを感じた。

二人とも実に自然体でいい。

撮影中にお二人の馴れ初めも伺った。ここでは記載省略するが、実に都会っぽい。映画のシーンの様。

データCD、フォトブック、フォトアルバムを引き取りに来られた際に、年明け直ぐに入籍するとの事を伺った。末永くお幸せに。二人のスタートに立ち会わせて頂いた事に感謝。

「Y&Aさん、撮影中もスタジオがとてもいい空気感で、いい時間が流れました。また、いつかお会いできる事を楽しみにしております。」

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