関西大学カイザース vs 法政大学トマホークス

4月18日、カイザースとトマホークスのアメリカンフットボールの定期戦の見学に行った。

結果については触れる必要性を感じないので、記載しない。
なぜなら、春はプレシーズンであり、結果よりも内容、秋の本シーズンは内容よりも結果。

このカード、昨年の学生日本一決定先である甲子園ボウルの出場校同士の対戦。関係者にとっては、リッチな組み合わせ。しかし、会場はその様な盛り上がりもなく、昨年の事は誰も触れようともしないし、その空気は皆無。あくまでも2010年度は別のシーズンといった感じ。

このカードでさえも、マスコミ露出が無かったことについて、本場アメリカとは、ファンの厚み、人気、認知度、そして土壌が全く異なることを痛感させられる。

甲子園、ライスボウルとあれ程までに熱くなった関大の卒業生の姿や、関大の旗を振る人はいない。「結局、人は勝ち馬に乗りたいだけ」と言いたくもなる光景。熱心にグランドに駆けつけたのはチームOB。しかも関西からも、ご年配のOB達も駆けつけていた。一過性のものではなく、本当にチームの歩みや息づかいまでも愛しているのだろう。強いときも、弱いときも。

このスポーツを見ていて、いつも感じるのは、本当に多くのスタッフが有機的に動いていること。まず、会場に行くと、チケット、グッズ販売に現役、OB達の姿、スタンドには女子マネージャーが分析用のビデオ撮影。

私の席はマネージャーの撮影前の席だった。彼女達は早口で、プレイナンバー、ボールポジション、シチュエーション、主要選手、結果等を話ながら撮影する。ここにまで、ヘッドコーチの教育が行き届いている気がする。これがチーム力だと認識した。現場は一将の影。

私は一眼レフカメラを持参し、動画撮影をした。今回は静止画は全く撮影しなかった。いや、できなかった。デジタルカメラは写真のみならず、動画も撮れるというのはあくまでも機能の問題。実際にはカメラの設定が全く異なる。マニュアルモードでプレー中に設定を全てを変更し、適正露出にするのは不可能だし、集中できない。

ボールキャリアを追うのはかなり困難。望遠レンズ撮影では、パスの場合、空中でボールを見失いやすい。また、急に素早くカメラを移動すると、残像が残り、シャープな絵が撮れない。安全に引きで、全体を入れると、撮影は簡単だが、迫力に欠ける。

(HD対応でアップしたが、途中で止まる場合は480p 又は 360pに落としてください)

私はカイザースファンなので、かなり、というよりも法政大学からクレームが来ないかと思うくらい極端に関大寄りの編集をした。

じっくりと秋に向けてのチーム作りをして欲しい。カイザースが大船に乗ったつもりでゲーム観戦できないのは毎度のこと。世間はどう感じたかは知らないが、私は意義のある試合だったと思う。

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