本日、私のスタジオから初Ustream配信を行った。フォトスタジオがテレビスタジオに早変わりという感じだった。
番組内容は、サッカーのワールドカップ2010の日本代表メンバー選出の予想と考察ということで、サッカー評論家で元ドイツのプロリーグでのプレー経験のある吉崎エイジーニョ氏が解説するという企画。放送脚本家の丸山もえる氏の企画で、Twitter上での呼びかけで実現した企画であり、映像制作関係の方々の協力によって実現した。
吉崎氏は23名中、19名を的中された。
岡田監督の発表が本日の午後2時から行われ、その前後1時間の合計2時間、生中継を行った。ただ、月曜日の昼ということもあり視聴者が思った様に伸びなかった。それでもTwitterとリンクし、コメントがタイムラインに出てきて、インタラクティブに進めることができた。そして、発表会場のプリンスホテルに行っている専門家との携帯電話でのやりとりも放送中に流すことができた。
設営は60分程度で手際よく行われた。3台のカメラとスイッチャーを使用し、コンバーターでIEEEに落とし、PCに接続し、Ustreamのプラットフォームを活用して生放送を行った。
私はこの「生中継」に将来性を感じる。YouTubeのプラットフォームはオンデマンド性があるが、このUstreamにはインタラクティブ性とライブ感がある。また、こ異なった性格のもの。
今回、中継を行って、前向きに色んな課題が出てきた。技術的には回線状態なのか、Ust自体のエンジンの問題なのか、やはり多少の時差があること。番組告知方法、魅力あるコンテンツ制作、機材設営の機動力や技術、ロケを含めての場所、権利関係、そして、このプラットフォームを活用しての全体のパノラマやスキーム、ビジネスモデル等々。
しかし、最も大事なこと、基本は、受けるコンテンツ作りだろう。
それでも1歩踏み出し、実際に放送するのは大きな意義はあると思うし、大きな将来性や手応えを感じた。今度は一度、ロケ中継にもトライしてみたい。
関係者の皆様、本日はお疲れさまでした。
曽田さん、昨日はどうもありがとうございました!
昨日の収穫は、なにより多くの「前向きな」人たちと出会えたことだと思っています。
中でも、曽田さんのバイタリティには感心させられるばかりでした。
ま、今後は番組の質を高めていかなければなりませんが、取り組みの第一歩を曽田さんと踏めたことは幸いでした。
今後とも、よろしくお願いいたします。