婚礼写真という言葉からは和装の写真館写真を想像する。そのものずばりですが。
最近では、結婚式当日の式や披露宴にはドレスを着て、和装は事前に写真館で撮影するパタン、式や披露宴やパーティーは行わずに和装の写真を写真館で撮影するパタン、式や披露宴のウェディングドレスでの写真はあるが結婚後に相当時期がズレるがやはりきちんと着物を着た写真を残しておきたいというパタン等がある。
やはり着物の写真はいい。今では非日常的となった日本の民族衣装である着物の写真を撮影するのは好きであり、得意な方だと思う。全身全霊でファインダーを覗き、表情やポーズのみならず、着物のコンディションを確認してシャッターを押す。なかなか洋服の撮影に無い緊張感がある。
私はアンティーク着物が特に好き。アンティークの着物はやはり、生地や発色が現代モノに比べると異なる。粋で立体感のあるモノが多い中、先日、いらっしゃったお客様の着物は素晴らしいの一言。そして文金高島田であり、しかも地毛結い。カツラでは見た事はあるが。ご持参されたかんざしも素晴らしい。
お化粧も白基調であり、口紅も赤い粉をご持参され水に溶かして使用するという拘り。
衣装はアンティーク着物の「灯屋2」