フットボール撮影

9月からはフットボールのシーズンが始まっている。我が関西大学カイザースの試合はなかなか都合がつかず実観戦ができていない。
いつも結果をwebで見るか、twitterやustreamで楽しむ程度。

一方、社会人の最高峰のリーグであるXリーグのブルザイズ東京というチームの試合をこの秋、3試合を観戦に行ってみた。
そして、サイドラインからEOS Movieを撮ったり、ちょこっとだけ写真撮影もする機会があった。

EOS 5D mark2を使っての動画撮影が本当にスポーツに向いているのかは未だかつて疑問。フォーカス追従が難しい。速い被写体に対しての追従や急なカメラの振りに対して残像が残りやすい。ブレに対してかなり敏感等の問題点がある。

しかし、ナイターの試合等でも感度をガンガンに上げて絞って撮影する事もできるし、芝やユニフォームの色の乗りが素晴らしいという利点はある。
上記のデメリットは何らかの対策と撮影ノウハウでクリアしていくしかない。今年からフォローフォーカスを導入した事、フィールドに降りての撮影では一脚で動画撮影を行う事に挑戦してみた。スチールスタイルでの動画撮影。三脚に比べ安定性は無いが、機動力や素早い移動が必要なフィールドでは一脚撮影がなかなかいい。そして、気をつけてグリッピングするとステディカム的な動きによってベンチ選手の顔を捉えたり、上に上げるとクレーン的な動きをする事もできる。まだまだ技術が必要だが、可能性が広がる。

後は実践上でのトライ&エラーもあるし、カメラのポジショニングの重要性も徐々に分かって来る。真横からの地面から低い映像は確かにかっこいいが、審判やチェーンクルーとピタリと重なりボールキャリアが見えない事が殆ど。

下記は9月4日のオール三菱ライオンズとの試合のレビュー動画。

編集制作はチームの運営委員をしてられる渡部氏。彼の本業は映像プロデューサであり、ブルザイズの映像サイトの管理をしておられる。
(*ブルザイズ映像サイト:http://www.youtube.com/user/BullseyesFootball

今回、多少だが、私が撮影したフィールドに降りての画を編集に使用して頂いた。

下記は10月10日の明治安田パイレーツ戦のスチール撮影。私も以前はスポーツや報道系の仕事は連写型で撮影していたが、最近はワンシャッター入魂型に変えて毎回狙って大事に撮影する事にしている。自分なりに被写体に対する礼儀として連写でバシバシ撮る事に対して抵抗を感じる様になったこともある。そして何よりも、ワンシャッターモードで撮影する方がスリルを感じるのも確か。

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このブルザイズ東京というチームは創部以来自主自立でチーム運営をしてきた社会人のクラブチーム。他のチームが大手企業の実業団か冠スポンサーによってチーム運営がされている中、独自の路線でチーム運営をされているそう。個人、法人で広く後援会員を募ってボールを始めとする練習用具の原資としていると聞く。

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試合会場入口にテントを張ってグッズ販売をしたり。Xリーグの中で実業団の様に社員の集客が無い中、自主的に家族、友人や知合い、そしてファンの輪を広げて観戦に来てもらっている。

まだまだユニフォームに企業ロゴを貼ったりするスペースも空いている様でスポンサーを募集中との事。私思うに、アメリカとビジネスをしている企業がスポンサーになれば、「うちの会社はフットボールチームのオーナーだ」と言え、商談の突破口が広がるのではと。

*ブルザイズ東京HP:http://www.bullseyes.net/

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