ダンス発表会の動画&スチール撮影の機材設営

本日はダンススクールの発表会撮影だった。

ダンスの撮影は過去から色々と行なって来た。サルサ、タンゴ、社交ダンスや新体操等。今回は、ここ数年間、レギュラーで行っているダンススクールの撮影で、ジャンルはヒップホップ、フラダンス、ベリーダンス、ジャズダンス等で子供から大人まで。

このスクールからの依頼は写真撮影のみならず、動画撮影とDVD制作。

撮影内容としてはそれ程、難度が高い方ではなく、きちんと撮影場所も確保されている。後ろのお客様の邪魔にならない様に気を使ったり、野次られる事もない。しかし、この撮影の難しい点は幾つかある。

まず、最大のポイントは、真っ暗な中での機材撮影。

リハーサル中に設営するのだが、場内を真っ暗にするので、踊っている時のステージライトのみで、毎回、踊り終わるとライトを落とされてしまう。初年度は知らなかったので、懐中電灯を持参しなかった。2年目は懐中電灯は持参したが、それをどのケースに入れたのか分からず、懐中電灯を探す懐中電灯が必要だった。

今年はまず、真っ暗な中、荷物を運び、懐中電灯で、まず持参した通常は動画撮影用のバッテリー使用のLEDライトを設営用に設営用として使用した。このスイッチオンで最大のポイントはクリア。

その次のポイントは、スチールとムービーの撮影であり、予備用(押さえ)の機材を含めると一人で使用するには量が多くなり、設営に時間がかかる。手際良く暗い中での設営を行わなければ間に合わない。そこで、今年は前夜にユニット化しておいた。そして、カードやバッテリーも付けておき、細かな取り付け部品も全てユニットにして設定しておいたので、現場でネジを回したり工具を使用する事も無くした。

かなり時間短縮が出来た。しかし、各ユニットが物流的にはコンパクトにならず、ケース数が増えたが。

現場での様子は下記の写真。

万が一の事を考え、動画、音声は2重、3重にバックアップして撮影しておく。何が起こるか分からない。機材トラブルや前の人が急に立ったり手を上げたりするかもしれないし、三脚を引っ掛けるかもしれない。コードが抜けるかもしれないリスクヘッッジの為に。

そして、3つ目のポイントはピント合わせ。リハーサルで踊っている時に合わせ忘れると、場内は始まるまで幕が締り、真っ暗な状態。一度、きっちりとピンを合わせると、絶対、レンズを触らない様にしなければならない。しかし、お客様が通路を通ったり色んな事情で気を使う。露出合わせはある程度、本番中にもアジャストできるが、一眼ムービーのピンはシビア。

そして最後のポイントはプログラムが始まり、撮影が開始されてから。カードや電池切れによる取り替えタイミング。カードに関しては64G等の大容量カード使用で解決。しかし、電池は毎回冷や冷やする。

自分の体のスペースが十分無いので、腹が出て来た私には少し辛い。特に三脚のパン棒に体をひっかけるのが怖い。結局、バックアップの機材が増えれば増える程、管理項目が増えてしまう。

あまり興味深い内容のブログでは無い。自分の記録用、引き継ぎ用等のメモ書きの為に記載した様な内容になってしまった。

緊張の時間が続き、疲れ気味。ハイライトシーンのみを編集するスタイルの撮影の方が気が楽かもしれない。1ステージは撮影側からすると全体のほんの数パーセントだが、ダンサーからすると全てであるので、気が抜けない。

今、このブログを書きながらデータ確認したが、スチールと動画とも、そして、メインと押さえとも問題無く撮影できていた。ホッとした瞬間。

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