心の変化と写真の風合い

ここのところ、過去の作品を整理する機会が続いた。

その場合、単にセレクトのみをしてプリントするのではなく、現像からやり直す。時代に応じて、それがたとえ1、2年であったとしても流行の写真の色は異なる。それ以上に自分の好みの色も変化していく。光の色、コントラスト、シャープネス等が変わると、同じ構図のデーターであろうと、作品の雰囲気が全くことなり、生まれ変わる。

写真や絵の作品の色合いはいつの時代であろうが変えてはならないという考えの方もいるだろう。私はそうは思わない。シンガーソングライターが年代、年齢の変化に応じて、違ったアレンジや歌い方になるのと同じこと。自分の作品なのだから。

ずっと、画像処理が続くと、水、緑、青空を体が欲する。外出した帰りに寄り道をしてみた。

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