宝塚歌劇 ルパン三世鑑賞

先週、宝塚歌劇の「ルパン三世」を鑑賞した。私にとっては宝塚歌劇の鑑賞は初体験だった。

昨年の9月の「制作発表会」で、舞台シーン、会見、演出家の方々のインタビューシーン等を撮影をする機会があった。
http://kageki.hankyu.co.jp/lupin/report.html

その時からずっと本番公演が気になっていた。「ルパン三世」は子供の頃からアニメで馴染みがあった。また、阪急沿線に住んでいた事もあり、宝塚歌劇のポスターは潜在的に記憶の中にずっとあった。宝塚歌劇を一度は見たいと思っており、もし、鑑賞するならこの機会にしようと思っていた。

公演は「ルパン三世-王妃の首飾りを追え-」(原作:モンキー・パンチ氏、脚本・演出:小柳奈穂子氏)、「ファンシー・ガイ!」(作・演出:三木章雄氏)で、主役であるルパン三世役は雪組の早霧せいな、マリー・アントワネット役は咲妃みゆ。

宝塚歌劇とルパン三世の融合や化学反応で、どの様にストーリーが組み立てられ、演出されるのか、そして台詞や話し方にも興味があった。また、オリジナルのルパン三世の登場人物である銭形警部、峰不二子、石川五エ門、次元大介等がどの様に表現されているのかという点。


(注:公演中はスマホはオフっていた。写真は休憩時間のもの。)

登場人物にもマリー・アントワネットが登場する辺りが宝塚歌劇のオリジナルのストーリーになっており、宝塚歌劇らしい(注:初体験の私が述べるのはおこがましいコメント・・;)夢のある演出だと感じた。

ストーリーは宝塚歌劇ルパン三世のHPにて。
http://kageki.hankyu.co.jp/lupin/

ストーリーはユニークさ、オリジナリティーが際立っていた。時を超えた4D的な演出はラストシーンに至るまで目を話せなかった。また、主なキャスト達が演技し話している間にも大勢の出演者が同時進行で何気に目立たずに所作や視線で演技されているのが見応えあった。それだけではなく、多くの場面設定、大道具、小道具、衣装、メイク、ライティング、音響に至るまでの華やかさに驚かされた。フォトグラファーの私にとってはライティングに関して、インスパイヤーされる事も多々あった。

そして、ファンタスティックショー「ファンシー・ガイ」にも驚いた。「彩度」を極限まで集結した様な舞台と衣装、そして大勢のキャスト達のピタリと合ったダンスに驚かされた。舞台の上下左右を大きく活用した演出は目を楽しませてくれた。

追伸:K.I様、素敵な時間をご提案頂き、有り難うございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です