蝉の抜け殻ポートレート

蝉は幼虫として地下生活する期間が3年〜17年で、夕方、地上に這い上がり、日没後に羽化を始めるそう。夜の間に羽を伸ばして外的が現れる朝迄に飛べる準備をするらしいです。野外に出てからの寿命は1ヶ月位だそう。その間に配偶者を見つけ、交尾、受精、木に卵を産みつけ人生が終わるそう。

自宅の庭に羽化後の抜け殻を発見しました。注意して探してみると、出て来るわ、出て来るわで約30匹?個?体?くらい見つけました。共通点は地上1m以内、目立つ木の幹よりも葉の裏が多かったです。

いくつかスナップしてみました。

さらにスタジオに持って行き、光の演出をしてポートレート撮影をしてみました。

そして、最後に集合写真を撮影してみました。


なんだか良く分かりませんが。不思議な世界です。

撮影した夜に自宅に戻ると、遂に変態中の蝉を葉の裏に発見。乳白色で半透明の美しい羽。撮影をしようかと思いましたが、地上の世界にでて直ぐにストロボの光を当て、びっくりさせるのは可哀想だと思い、その光景は私の眼から脳裏に納めるだけにしました。

翌朝、庭に出ると、無事、羽化して立派な抜け殻が残っていました。頑張って人生を羽ばたいて欲しいと願いました。

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