レトロな水着写真を撮りました。

50sのLAで、スタジオでの撮影の設定にしました。スタイリングのポイントは少し大きめの皺がつく様な黒の太もも丈のワンピース水着に大きめの水玉スカーフ。

モデルの方に世界観を伝え、時代背景にあったポーズをリクエストしました。

色んなライトを試しましたが、ビューティーディッシュ（白、ディフューザー付）１灯がしっくりと来ました。少しモードっぽく90年以降の設定で撮影するには細長いソフトボックスにグリッドを付けて背景をグレーに落とし、陰影を付けるといいかと思います。

３クォーター（３/４）の構図がドンピシャに決まります。

撮ったデータを見ながらもモデルとターゲットイメージを共有して行きました。

シンプルな飾り気の無いバストアップもいい味を出しています。

そして、今度は更に柔らかい風合いで撮影して見ました。ProBoxという特殊なストロボを使用し、F1.2のレンズを開放にして、スタジオのタングステン光とミックスにしてオレンジ色のレトロな風合い画作りをしてみました。

撮影が終わり、画像確認をしました。

そして、モデルのEszterさんと「お疲れ様写真」も撮影しました。

スタジオの後片付けを済ませ、控えスペースに行くと、モデルも頭のスカーフを外し可愛い三つ編みが出てきました。そこで再度、スタジオに呼び、機材を30秒で組み立て、「おまけ」で撮ってみました。

これは「作撮り」ではなく、「サクッ撮り」と呼ぶのでしょうか。

今回も「シンプルな写真」が撮れました。

“I love simple photography.”

model : Eszter (Schonberg modes)
Direction of styling & photography : Hiroyuki Soda

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(Information)
ポートレート撮影のワークショップを開催しています。次回は10月21日（土）、テーマは “レトロ＆アンティーク　〜時代感を表現する〜” 。詳細はサイトにて。