7 月 4 2010

南米サッカー

7月3日のワールドカップ2010の決勝トーナメント2回戦、アルゼンチン対ドイツ。結局、ドイツの圧勝に終わった。

アルゼンチンにとっては、前回大会の決勝トーナメントと全く同様に、メキシコに勝ち、ドイツに破れる。

今回は情けなかった。マラドーナ監督は、はしゃぎ過ぎ。いいプレーヤーといい管理者とは別ものであることが実証された様な試合内容。

前日のブラジルの試合を見ても、南米にはがっかりさせられた。格下に対してのみ自分達の動きをするが、一度、追いつめられると跳ね返す気力が伝わってこなかった。バラバラ。そしてブラジルに関して言えば、品格の無い反則を行った。

どうも、欧州チームに比べ、品を感じなかった。それは、歴史背景と教育や環境なのかとも言いたくなる位、痛烈に感じた。内弁慶な田舎侍の様で、正直、見ていて恥ずかしかった。試合結果よりも、そのプロセスに対して。

2006年にドイツ戦に負けた日。ブエノスアイレスにて。

2006年にドイツ戦に負けた日。ブエノスアイレスにて。


6 月 29 2010

アルゼンチンサッカーとマラドーナ

連日、ワールドカップの模様、情報がテレビ、インターネットで流れている。日本戦以外でも深夜まで起きて、テレビ観戦している人は多い。

普段、一般的にアルゼンチンに関するニュースや注目度は低いが、アルゼンチンサッカーファンは日本にも多いと思う。今回の出場国の中でも、日本人の一番のお気に入りチームでは無いかとも思う。

前回のワールドカップ2006の開催時期に私はブエノスアイレスにいた。

決勝トーナメントのメキシコ戦とドイツ戦をブエノスアイレスのカフェの小さなテレビで観戦し、その後、ブエノスアイレスのランドマークであるオベリスコで、群衆の中にいた。
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私も、カメラ持参であり雰囲気に浮かない様、水色のグッズを身につけて応援した。

そして、群衆は皆、喜び、歌い、讃える。

♪♫VAMOS VAMOS. ARGENTINA..VAMOS VAMOS..A GANAR..QUE ESTA BARRA QUILOMBERA…NO TE DEJA, NO TE DEJA DE ALENTAR!!!! ♪♫

メキシコ戦直後の歓喜

メキシコ戦直後の歓喜

PKで破れたドイツ戦直後の落胆

PKで破れたドイツ戦直後の落胆

翌年、再び、ブエノスアイレスに戻った。

すると、2007年3月27日にマラドーナが倒れ、緊急入院をした。私はそのニュースをテレビで見て、すぐに病院を探し向かった。マラドーナと言えば、ワールドカップ86でアルゼンチンを優勝に導いた国民的英雄。ちょうど、フォークランド紛争の因縁が残るイングランド戦で、国民を勇気付けた。しかし、引退後、彼はアルコールやドラッグ等の悪い噂が多く、既にアルゼンチン人にとって過去の人だとばかり思っていた。

ウエメス病院に到着すると、そこには多くの報道陣が。

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そして、そこにはマラドーナの活躍していた時期を知らない子供達までが病院にお見舞いに来ていた。「ディエゴ、早く元気になってね」と紙を貼り、皆、お祈りをしていく光景を目にした。
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アルゼンチンサッカーと言えば、ボカジュニアとリバープレートというクラブチームが人気。そして、愛称は前者がBostero(ゴミ拾い)、後者はMilionario (億万長者)。ボカジュニアは比較的貧しい下町地区にあり、マラドーナの原点であるクラブチーム。子供達はボカの代表選手の絵の前で、将来を夢見てサッカー遊びを行う。

余談だが、この絵はボカの名所、カミニートにあり、カミニートの画家達が選手一人づつを担当して描いている為、近くに行って見ると作風が各々異なる。

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ワールドカップ2010もアルゼンチン代表にとっては、決勝トーナメントは前回と全く同じ対戦相手となった。前回はメキシコに勝ち、ドイツ戦はPKで負けた。国民はきっと、忘れていないはず。

私はこの大会でマラドーナが色んな意味でグレートカムバックし、アルゼンチン国民に勇気と感動を与えていることがなぜか嬉しく感じる。そして、アルゼンチンのサッカーファンにとって、過去からの色んな想いが交錯しているのだろうと察する。

まだ、当分の間、アルゼンチン国民はこの話題で持ちきりだろう。


5 月 17 2010

ペット撮影

先日、ペットの5歳のお誕生日記念に写真撮影にお越しになられたお客様がいた。

元気いっぱいにスタジオを走り回るところを撮影できた。スタジオ備品をスタジオ外に出し、360度どの角度からでも撮影できるライティング、環境にした。

元気いっぱい好奇心いっぱいにスタジオ内を走り回る姿は愛らしかった。

飼い主であるお父さんは優しく、直ぐに飛びついて甘えるので、ピンで撮影する際には、スタジオ内に一度出られた。すると、お父さんをドアの外にいる気配を感じ、元気一杯、ドアに向かってジャンプ。

お父さんは「里太郎」君を可愛がるので、直ぐに甘えるそう。そして、お母さんがしつけ担当で厳しい役割をされているとのこと。
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そんな元気な里太郎君も最後に家族での集合写真の際には、お行儀よく「はいポーズ」
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素敵なフォトブックが出来上がりました。


5 月 15 2010

新体操の発表会写真

先日、新体操の発表会の撮影を行った。この撮影は今回で4回目。

屋内での動きのある撮影には毎回、悩まされてきた。以前に比べて、進歩したことは、カメラの高感度時での画像劣化の減少されてきたこと。しかし、200mmの望遠レンズでさえ、露出を考えると、開放にしてもシャッタースピードは1/100位までしか上がらなかった。

そして、縦、横位置と素早く切り替え1脚を使用して撮影するも、しっくり行かず、結局、手持ちで撮影をしていた。連射設定で機関銃の様に撮影することもあった。1回シャッターボタンを押して、3、4枚撮影するというスタイル。色んなことを試してきた。しかし、ブレ、ピンボケも多く、使える写真はかなり限定されていた。

しかもクライアントからは、グループ演技の際でも、グループでの写真よりも、ピンの写真を要求されてきたので、瞬間瞬間の被写体を探すことで必死だった。どうも毎回、自分の中で最終形だと言えるしっくりと行く撮影スタイルが確立できていなかった。

近年、デジタル一眼レフカメラで動画撮影が出来る様になった。よって、動画関連機材をフォトグラファーも持つ様になった。そこで、前日にぱっと閃いたのが、動画用三脚で写真すればどうかということ。動画用の場合は、動きがスムーズ、しかし、横位置しか撮影できない。でもよくよく考えてみると、アウトプットが2Lサイズであり、2000万画素を超えるカメラであれば、必要なものは縦にトリミングしても品質には問題ない。

まずは、リハーサル時に練習。かなりいい手応え。動きにも追従できるし、手持ちではないので、ぶれない。そして、動画の場合はレバーを使用して動きに追従するが、それだと片手が拘束され、シャッターが切れない。また、動きを追えない。そこで、三脚の設定を一番緩くし、脇にレバーをはさみ、ファインダーを覗き、体ごと被写体を追従する写真撮影スタイルで撮影する。という結論になった。

この撮影スタイルだと、スチールのみならず、動画にも使える。これからの私のハイブリッド撮影スタイル。
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あおい体操クラブ http://web.mac.com/noririri/iWeb/AOI.R.G/Welcome.html


5 月 10 2010

Ustream配信

本日、私のスタジオから初Ustream配信を行った。フォトスタジオがテレビスタジオに早変わりという感じだった。

番組内容は、サッカーのワールドカップ2010の日本代表メンバー選出の予想と考察ということで、サッカー評論家で元ドイツのプロリーグでのプレー経験のある吉崎エイジーニョ氏が解説するという企画。放送脚本家の丸山もえる氏の企画で、Twitter上での呼びかけで実現した企画であり、映像制作関係の方々の協力によって実現した。

吉崎氏は23名中、19名を的中された。

岡田監督の発表が本日の午後2時から行われ、その前後1時間の合計2時間、生中継を行った。ただ、月曜日の昼ということもあり視聴者が思った様に伸びなかった。それでもTwitterとリンクし、コメントがタイムラインに出てきて、インタラクティブに進めることができた。そして、発表会場のプリンスホテルに行っている専門家との携帯電話でのやりとりも放送中に流すことができた。

設営は60分程度で手際よく行われた。3台のカメラとスイッチャーを使用し、コンバーターでIEEEに落とし、PCに接続し、Ustreamのプラットフォームを活用して生放送を行った。
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私はこの「生中継」に将来性を感じる。YouTubeのプラットフォームはオンデマンド性があるが、このUstreamにはインタラクティブ性とライブ感がある。また、こ異なった性格のもの。

今回、中継を行って、前向きに色んな課題が出てきた。技術的には回線状態なのか、Ust自体のエンジンの問題なのか、やはり多少の時差があること。番組告知方法、魅力あるコンテンツ制作、機材設営の機動力や技術、ロケを含めての場所、権利関係、そして、このプラットフォームを活用しての全体のパノラマやスキーム、ビジネスモデル等々。

しかし、最も大事なこと、基本は、受けるコンテンツ作りだろう。

それでも1歩踏み出し、実際に放送するのは大きな意義はあると思うし、大きな将来性や手応えを感じた。今度は一度、ロケ中継にもトライしてみたい。

関係者の皆様、本日はお疲れさまでした。 


5 月 8 2010

アメリカンフットボールの動画

先日の5月2日に川崎球場に社会人アメリカンフットボール Xリーグの試合に行った。ブルザイズ東京 vs パイレーツで、パールボウルのトーナメント戦。

5D mk2で動画撮影を行った。自分なりに課題をいくつか設定し、撮影の臨んだ。

まずは、x2の倍率のExtenderが使用できるかどうか。どの程度の画像劣化が起こるか。以前に屋内のショーのスチール撮影の際に、これを使用し、画像劣化が激しく、全く該当写真が使い物にならなかったことがある。それ以来、使用したことがなかった。やはり、高いレンズにはそれなりの理由があるので仕方無いと思っていた。

しかし、前後左右に動き回るスポーツの動画撮影で単焦点の超望遠を使用することは適当ではない。そして、100 - 400 mm を購入して使用しようかとも考えたが、このレンズはズーム操作は前後にスライド式でありスムーズではなく、スチール向きであり、微妙な動きも気になる動画向きにデザインされていない。

結論、 70 - 200 mm にx2 Extenderを付けることにした。日中の晴天の日には全く画像劣化がなかった。それどころか、スチールに比べシャッタースピードが極端に遅い動画撮影では、フィルターの代わりにも一役買った。

次に、日中に白いユニフォームを動画撮影をする際の露出も気になっていた。ビューファインダーで見るのと、実際の録画はどの程度異なるのか。色付きのユニフォームと白ユニフォームが炎天下で、露出設定する難易度を知りたかった。

これも感覚的にクリアした。ただ、一眼レフの動画撮影の場合、シャッタースピードは一定にする必要があるので、後は、絞りかISOのいずれかで調整する必要がある。フィルターを使用しなければ。

しかし、動画の録画中に一目盛りを変更すると、色がカクっと変化するのが気になる。もっとスムーズに行かないか。よって、録画中に設定を変えることは好ましくない。試合の最初と最後では太陽の明るさは変化する。また、太陽が雲に入ったり、出たりとすると露出設定が著しく異なる。

流れのあるスポーツ、例えばサッカーの様な場合は露出設定を途中で動かす必要があるので、色合いの変化が気になるだろう。その点、アメリカンフットボールの場合は1プレー毎に切ることができるので、選手がハドルをしている最中に露出とピント合わせることができる。私は露出は白いユニフォーム、ピントは審判が置いたボールに一時的に合わせることにしている。

3つ目の課題は、狭義でのカメラワーク。選手やボールを追う事ができるか。引きで撮影すれば、なんら問題はない。しかし、そんな安全な構図は魅力がない。フォーメーションやプレーを分析したいフリークには適切で別の話だが、画像の迫力を追求したいなら、寄って迫力ある画像を撮影したい。

ランニングプレーに関しては以前からクリアしていた。フェイクに引っかからない様に気を付ければいい。しかし、ランプレーであっても押さえておくことはRBの位置。つまりフォーメーション。QBのみを接写していると、ハンドオフした際にRBの動きのベクトルが読めずに、ディフェンスの密集の中でボールキャリアを見失ってしまう。

問題はパスプレー。QBを接写していてボールを投げてから、空中のボールを追いかけ、レシーバーに接写するのは至難の技。なぜならレシーバーは一人ではない。4、5人のレシーバーが、フィールドの横から見て、手前か奥のどこから出てくるか分からない。また、ショートなのかロングパスなのかも分からない。

まず、パスシチュエーションを読む事。例えば3rd down longの場合や、ショットガンフォーメーションを行った場合、レシーバーが極端に多い場合等はパスをケアする。

全体のフォーメーションを最初に引きで確認し、その後、QBに寄って行く。パスを投げる動作に入ると、少しずつ引く。その際、モーションが大きいとロングパスをケア。モーションが速いとショートパスをケア。

ショートの場合、ビューの中レシーバーを入れて、ボールが飛んだ方向のレシーバーにすかさず寄って行く。

ロングパスの場合は、レシーバーはビューの外になる。よって、QBが投げると空中でボールを見失わず追って行くしかない。その先にレシーバーがいる訳なので。

過去の失敗例としは、QBがパスを投げたので、その方向にいたレシーバーに速くカメラを向け過ぎ、実際にはディフェンスにボールをカットされ、それをQBがそのまま受け取って走った際。珍プレーで場内は湧いているが、ビューの後方で何が起こっているのか全く分からなかった。

纏めると、パスはプレーを予測すること。寄り、引き、寄りを繰り返して、ボールを追って行く事。

但し、この際も注意することはスチール撮影と異なり、急なカメラの振りは、動画の場合は残像ばかりが目立つので、決して行うべきではないということ。ズーム、カメラの振りはあくまでもスムーズにする。

まだまだ、このスポーツの撮影には課題が満載。

オフェンスプレーは少しずつコツが分かってきた。より、困難極まりないのが、ディフェンスプレーの撮影。

ランニングプレーのディフェンス撮影の場合は、ディフェンスラインとLBをビューの中に入れておけば、7割は平凡な画像であれば、撮れることが多い。残りの3割はディフェンスバックが前に上がってきた場合。ビューの外からのプレーヤーは予測が付かない。

さらに困難なのはパスディフェンスの撮影。それも寄りでファインプレーの徹底的旬かを狙うなら、マンツーマンで狙わなければならない。が、これは読みと確率の問題。これを行うと、1カメ撮影の場合は、それ以外のシーンは全て捨てを覚悟。

それでもすごい画像を狙いたい場合は、確率の精度を高める為には読みしかない。まずはパスシチュエーションを読むこと。プレーの傾向として、広いサイドか狭いサイドのどちらが多いか。どのターゲットレシーバーが好調か。それらが、動きのいいDBと一致すると確率は多少はアップするだろう。理論値的には。

アメリカンフットボールの日本でのテレビ中継の場合、引き中心だが、本場アメリカの放送は、選手全員22名にマンツーマンでカメラが追っているのではないかと思うことが多い。ボールの位置と全然関係ない、ラインマンのブロックや、ボールが飛んでこないレシーバーとDBの駆け引き等が中継されるのには驚く。

それを、1カメで一人で撮影するのは不可能かもしれないが、そんな中でも、カメラワークの上手い下手はあると思う。

スポーツの動画撮影は状況判断能力、動体視力のいいトレーニングになりそう。

もし、今度、撮影する機会があれば、ディフェンス撮影の精度を上げて行きたい。

ここまで、このブログを読まれた方は、ゼロ人だと予測する。私自身も、二度と読み返しはしたくない。