5 月 10 2010

Ustream配信

本日、私のスタジオから初Ustream配信を行った。フォトスタジオがテレビスタジオに早変わりという感じだった。

番組内容は、サッカーのワールドカップ2010の日本代表メンバー選出の予想と考察ということで、サッカー評論家で元ドイツのプロリーグでのプレー経験のある吉崎エイジーニョ氏が解説するという企画。放送脚本家の丸山もえる氏の企画で、Twitter上での呼びかけで実現した企画であり、映像制作関係の方々の協力によって実現した。

吉崎氏は23名中、19名を的中された。

岡田監督の発表が本日の午後2時から行われ、その前後1時間の合計2時間、生中継を行った。ただ、月曜日の昼ということもあり視聴者が思った様に伸びなかった。それでもTwitterとリンクし、コメントがタイムラインに出てきて、インタラクティブに進めることができた。そして、発表会場のプリンスホテルに行っている専門家との携帯電話でのやりとりも放送中に流すことができた。

設営は60分程度で手際よく行われた。3台のカメラとスイッチャーを使用し、コンバーターでIEEEに落とし、PCに接続し、Ustreamのプラットフォームを活用して生放送を行った。
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私はこの「生中継」に将来性を感じる。YouTubeのプラットフォームはオンデマンド性があるが、このUstreamにはインタラクティブ性とライブ感がある。また、こ異なった性格のもの。

今回、中継を行って、前向きに色んな課題が出てきた。技術的には回線状態なのか、Ust自体のエンジンの問題なのか、やはり多少の時差があること。番組告知方法、魅力あるコンテンツ制作、機材設営の機動力や技術、ロケを含めての場所、権利関係、そして、このプラットフォームを活用しての全体のパノラマやスキーム、ビジネスモデル等々。

しかし、最も大事なこと、基本は、受けるコンテンツ作りだろう。

それでも1歩踏み出し、実際に放送するのは大きな意義はあると思うし、大きな将来性や手応えを感じた。今度は一度、ロケ中継にもトライしてみたい。

関係者の皆様、本日はお疲れさまでした。 


5 月 8 2010

アメリカンフットボールの動画

先日の5月2日に川崎球場に社会人アメリカンフットボール Xリーグの試合に行った。ブルザイズ東京 vs パイレーツで、パールボウルのトーナメント戦。

5D mk2で動画撮影を行った。自分なりに課題をいくつか設定し、撮影の臨んだ。

まずは、x2の倍率のExtenderが使用できるかどうか。どの程度の画像劣化が起こるか。以前に屋内のショーのスチール撮影の際に、これを使用し、画像劣化が激しく、全く該当写真が使い物にならなかったことがある。それ以来、使用したことがなかった。やはり、高いレンズにはそれなりの理由があるので仕方無いと思っていた。

しかし、前後左右に動き回るスポーツの動画撮影で単焦点の超望遠を使用することは適当ではない。そして、100 - 400 mm を購入して使用しようかとも考えたが、このレンズはズーム操作は前後にスライド式でありスムーズではなく、スチール向きであり、微妙な動きも気になる動画向きにデザインされていない。

結論、 70 - 200 mm にx2 Extenderを付けることにした。日中の晴天の日には全く画像劣化がなかった。それどころか、スチールに比べシャッタースピードが極端に遅い動画撮影では、フィルターの代わりにも一役買った。

次に、日中に白いユニフォームを動画撮影をする際の露出も気になっていた。ビューファインダーで見るのと、実際の録画はどの程度異なるのか。色付きのユニフォームと白ユニフォームが炎天下で、露出設定する難易度を知りたかった。

これも感覚的にクリアした。ただ、一眼レフの動画撮影の場合、シャッタースピードは一定にする必要があるので、後は、絞りかISOのいずれかで調整する必要がある。フィルターを使用しなければ。

しかし、動画の録画中に一目盛りを変更すると、色がカクっと変化するのが気になる。もっとスムーズに行かないか。よって、録画中に設定を変えることは好ましくない。試合の最初と最後では太陽の明るさは変化する。また、太陽が雲に入ったり、出たりとすると露出設定が著しく異なる。

流れのあるスポーツ、例えばサッカーの様な場合は露出設定を途中で動かす必要があるので、色合いの変化が気になるだろう。その点、アメリカンフットボールの場合は1プレー毎に切ることができるので、選手がハドルをしている最中に露出とピント合わせることができる。私は露出は白いユニフォーム、ピントは審判が置いたボールに一時的に合わせることにしている。

3つ目の課題は、狭義でのカメラワーク。選手やボールを追う事ができるか。引きで撮影すれば、なんら問題はない。しかし、そんな安全な構図は魅力がない。フォーメーションやプレーを分析したいフリークには適切で別の話だが、画像の迫力を追求したいなら、寄って迫力ある画像を撮影したい。

ランニングプレーに関しては以前からクリアしていた。フェイクに引っかからない様に気を付ければいい。しかし、ランプレーであっても押さえておくことはRBの位置。つまりフォーメーション。QBのみを接写していると、ハンドオフした際にRBの動きのベクトルが読めずに、ディフェンスの密集の中でボールキャリアを見失ってしまう。

問題はパスプレー。QBを接写していてボールを投げてから、空中のボールを追いかけ、レシーバーに接写するのは至難の技。なぜならレシーバーは一人ではない。4、5人のレシーバーが、フィールドの横から見て、手前か奥のどこから出てくるか分からない。また、ショートなのかロングパスなのかも分からない。

まず、パスシチュエーションを読む事。例えば3rd down longの場合や、ショットガンフォーメーションを行った場合、レシーバーが極端に多い場合等はパスをケアする。

全体のフォーメーションを最初に引きで確認し、その後、QBに寄って行く。パスを投げる動作に入ると、少しずつ引く。その際、モーションが大きいとロングパスをケア。モーションが速いとショートパスをケア。

ショートの場合、ビューの中レシーバーを入れて、ボールが飛んだ方向のレシーバーにすかさず寄って行く。

ロングパスの場合は、レシーバーはビューの外になる。よって、QBが投げると空中でボールを見失わず追って行くしかない。その先にレシーバーがいる訳なので。

過去の失敗例としは、QBがパスを投げたので、その方向にいたレシーバーに速くカメラを向け過ぎ、実際にはディフェンスにボールをカットされ、それをQBがそのまま受け取って走った際。珍プレーで場内は湧いているが、ビューの後方で何が起こっているのか全く分からなかった。

纏めると、パスはプレーを予測すること。寄り、引き、寄りを繰り返して、ボールを追って行く事。

但し、この際も注意することはスチール撮影と異なり、急なカメラの振りは、動画の場合は残像ばかりが目立つので、決して行うべきではないということ。ズーム、カメラの振りはあくまでもスムーズにする。

まだまだ、このスポーツの撮影には課題が満載。

オフェンスプレーは少しずつコツが分かってきた。より、困難極まりないのが、ディフェンスプレーの撮影。

ランニングプレーのディフェンス撮影の場合は、ディフェンスラインとLBをビューの中に入れておけば、7割は平凡な画像であれば、撮れることが多い。残りの3割はディフェンスバックが前に上がってきた場合。ビューの外からのプレーヤーは予測が付かない。

さらに困難なのはパスディフェンスの撮影。それも寄りでファインプレーの徹底的旬かを狙うなら、マンツーマンで狙わなければならない。が、これは読みと確率の問題。これを行うと、1カメ撮影の場合は、それ以外のシーンは全て捨てを覚悟。

それでもすごい画像を狙いたい場合は、確率の精度を高める為には読みしかない。まずはパスシチュエーションを読むこと。プレーの傾向として、広いサイドか狭いサイドのどちらが多いか。どのターゲットレシーバーが好調か。それらが、動きのいいDBと一致すると確率は多少はアップするだろう。理論値的には。

アメリカンフットボールの日本でのテレビ中継の場合、引き中心だが、本場アメリカの放送は、選手全員22名にマンツーマンでカメラが追っているのではないかと思うことが多い。ボールの位置と全然関係ない、ラインマンのブロックや、ボールが飛んでこないレシーバーとDBの駆け引き等が中継されるのには驚く。

それを、1カメで一人で撮影するのは不可能かもしれないが、そんな中でも、カメラワークの上手い下手はあると思う。

スポーツの動画撮影は状況判断能力、動体視力のいいトレーニングになりそう。

もし、今度、撮影する機会があれば、ディフェンス撮影の精度を上げて行きたい。

ここまで、このブログを読まれた方は、ゼロ人だと予測する。私自身も、二度と読み返しはしたくない。


5 月 7 2010

桜流(さくらながし)2010

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5月に入り季節が急に変わった様な気がする。通年だと「4月に入り・・・」と表現したいのだが。 タイミングが遅れたが、4月初旬に何度か素材撮りをした桜を動画に纏めてみた。

冒頭、季節の挨拶的文章から入ったが、この映像を自分でカットしていて、撮影時、本当に寒かったのを思い出す。春一番に始まり、雨も多く、その間に晴れの日が存在したというのが感想。

例年だと、桜の写真撮影は行うが、今年は動画撮影に徹した。ハード的には、写真も動画も1台の一眼レフで撮影できると言うが、撮影時のマニュアルでの設定は全く異なり、欲張って両方撮るのは、私にとっては効率が悪かった。よって、途中から一切、写真は撮らず、動画撮影に絞った。

ただ、今回の作品は、写真を撮る際の構図に拘り、編集も写真のスライドショー的にシンプルなものに仕上げたかった。

構図や編集は写真に近いが、自分の中で異なったのは、動画撮影の際は、雨風がウェルカムであったこと。かえって晴れ、無風の素材は面白くなかった。写真の場合、雨だと成立しにくい。そこに動画と写真の違いを感じた。そして、雨、風の日は回りにカメラを持った人を見かけなかった。

また、雨、風のみならず、水の流れ、鳥達もキャストとして活躍して頂いた。

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4 月 22 2010

関西大学カイザース vs 法政大学トマホークス

4月18日、カイザースとトマホークスのアメリカンフットボールの定期戦の見学に行った。

結果については触れる必要性を感じないので、記載しない。
なぜなら、春はプレシーズンであり、結果よりも内容、秋の本シーズンは内容よりも結果。

このカード、昨年の学生日本一決定先である甲子園ボウルの出場校同士の対戦。関係者にとっては、リッチな組み合わせ。しかし、会場はその様な盛り上がりもなく、昨年の事は誰も触れようともしないし、その空気は皆無。あくまでも2010年度は別のシーズンといった感じ。

このカードでさえも、マスコミ露出が無かったことについて、本場アメリカとは、ファンの厚み、人気、認知度、そして土壌が全く異なることを痛感させられる。

甲子園、ライスボウルとあれ程までに熱くなった関大の卒業生の姿や、関大の旗を振る人はいない。「結局、人は勝ち馬に乗りたいだけ」と言いたくもなる光景。熱心にグランドに駆けつけたのはチームOB。しかも関西からも、ご年配のOB達も駆けつけていた。一過性のものではなく、本当にチームの歩みや息づかいまでも愛しているのだろう。強いときも、弱いときも。

このスポーツを見ていて、いつも感じるのは、本当に多くのスタッフが有機的に動いていること。まず、会場に行くと、チケット、グッズ販売に現役、OB達の姿、スタンドには女子マネージャーが分析用のビデオ撮影。

私の席はマネージャーの撮影前の席だった。彼女達は早口で、プレイナンバー、ボールポジション、シチュエーション、主要選手、結果等を話ながら撮影する。ここにまで、ヘッドコーチの教育が行き届いている気がする。これがチーム力だと認識した。現場は一将の影。

私は一眼レフカメラを持参し、動画撮影をした。今回は静止画は全く撮影しなかった。いや、できなかった。デジタルカメラは写真のみならず、動画も撮れるというのはあくまでも機能の問題。実際にはカメラの設定が全く異なる。マニュアルモードでプレー中に設定を全てを変更し、適正露出にするのは不可能だし、集中できない。

ボールキャリアを追うのはかなり困難。望遠レンズ撮影では、パスの場合、空中でボールを見失いやすい。また、急に素早くカメラを移動すると、残像が残り、シャープな絵が撮れない。安全に引きで、全体を入れると、撮影は簡単だが、迫力に欠ける。

(HD対応でアップしたが、途中で止まる場合は480p 又は 360pに落としてください)

私はカイザースファンなので、かなり、というよりも法政大学からクレームが来ないかと思うくらい極端に関大寄りの編集をした。

じっくりと秋に向けてのチーム作りをして欲しい。カイザースが大船に乗ったつもりでゲーム観戦できないのは毎度のこと。世間はどう感じたかは知らないが、私は意義のある試合だったと思う。


4 月 7 2010

ポートレート写真塾初日

今日はポートレート写真塾の開講日。

初日だったので、受講生の自己紹介と講座の進め方について説明。それに、写真撮影の上達方法、そして、最後はスタジオにて機材の環境チェック。

受講生の目的は様々だが、人物撮影を上手くなりたいということ、イメージした写真を撮影できる様になりたいということは共通点。

コンセプトは「気が付けば「自分はフォトグラファー」と名乗れるレベルになっていることを目標としたい。」塾生を見ると、感性の鈍いプロカメラマンなら直ぐに追い抜けると直感した。

皆、空気感のいい受講生で安心!

次回からスタジオにて実践開始。楽しくなりそう!

http://www.sodaplaza.com/workshop/juku.html

(随時入塾可)


4 月 2 2010

ブログ1周年

今日でブログを始めて、ちょうど1年が経つ。

最初に公開した写真も覚えている。東京ドームへわざわざ写真を撮りに行った。わざわざと行ってもスタジオ近所で歩ける距離。東京ドームには「祝世界一 侍ジャパン」という垂れ幕が貼ってあった。

初期のブログは、結構、張り切っていて、常にカメラを持ち歩き、街角等を色々と撮影していた様な気がする。でも、そのお陰で、季節の移り変わりを感じることができた。また、木々の成長を見たり、植物の生きるエネルギーをも頂いた。

途中からはポートレート写真が多くなった様な気がする。

再度、初心に戻って、桜の写真をアップしてみる。昨日の大嵐の中、深夜に撮影に出かけた。夜の1時頃だったと思う。

メインは動画撮影でSteadicamをArm & Vestのフル装備でつけて挑んだが、カメラ自体が風に吹かれ、振り子の原理であるSteadicamは自由に揺られていた。手にしっかりと持って歩く方が揺れが無かったと思う。あれは何だったんだろう。

1枚位はスチールも押さえておこうと、突風の中、三脚を取り出し、撮影を試みたが、Steadicamのアームやベストだ体が重装備になっており、全く機動力の無い状態だった。三脚にカメラを取り付け、下からカメラを覗き込むのが大変であったのだが、それよりも、あの嵐で集中力を欠いてしまった。三脚を使用してさえも、カメラを押さえておかなければ、飛んでしまいそうだった。結局、1カットのみしか撮影しなかった。

私、思うのだが、動画とスチールを同時に撮影するのは、結構、無理があるなと感じた。

何とも微妙な作品ですが。ただ、枝から離れていくに従って、桜の揺れが激しくなっている様子は表現できたかなと思う。

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風があれだけ吹いても、桜の花は飛ばずに耐えていた。上の写真にあえてタイトルを付けるとすると、「風 vs 桜」というところか。何か感動した。

余談だが、犬を連れて散歩している方もいらっしゃって、犬と飼い主共に吹き飛ばされていた。動画に残せなかったのが残念。私も横で吹き飛ばされていた。

自然の力ってすごい。あの風に挑んだので、体が筋肉痛。目も何故か疲れている。でも、久しぶりに仕事を離れての撮影だったので、非日常的な楽しい体験、楽しい想い出になった。